トルコリラについて気になる部分を抜粋してみました
トルコの基本情報について気になった部分を外務省HPより抜粋
5 物価上昇率
8.53%
ということは相対的にリラは安くなる
例えば、1リラでアメが10個買えたとしても、一年後には10個買えないから。
ところが、他国では物価の上昇はなく1リラで10個買えたとして、一年後も10個買えるからみんな他国で買うようになる。
つまり、リラが売られることになる。
物価上昇率8%に対して、リラの下落率が50%くらいあるのは下がりすぎではないだろうか。
1リラ=50円で
アメ 1個 100リラ 5000円
一年後
アメ 1個 108リラ 2700円
日本ベースでみるとトルコで物価が上昇しているにも関わらず、トルコで購入したほうがいいことになる。
つまり、今のインフレを上回る勢いで下落が進んでいることではないでしょうか。
7 総貿易額
- (1)輸出 1,426億ドル
- (2)輸入 1,986億ドル
貿易について言えば貿易赤字国になります。
つまり、トルコが下落する傾向になってしまうことになります。
9 主要貿易相手国(トルコ経済省)
- (1)輸入 中国(12.8%),ドイツ(10.8%),ロシア(7.6%)…日本(2.0%,第12位)
- (2)輸出 ドイツ(9.8%),英国(8.2%),イラク(5.4%)…日本(0.3%,第62位)
実需について計算すると
輸入 1986億×2%で 39.72億ドル
輸出 1426億×0.3%で 4.278億ドル
日本に対しては貿易赤字になっています
つまり、円高になりやすいといことですね。